BlogKanakoとロシアンブルー福ちゃんの気まま日記

岩手サーモンスイム

2011.11.29

岩手でサーモンスイムをおこなってきました。
震災後、東京から救援物資を送るなどの活動はしたものの
実際に現地に足を運ぶのは初めて。
自分の目で見て、空気や匂いを感じ、初めて被災地の現状を認識出来ました。

hp_0020 3時24分で止まった時計

大津波に直撃された陸前高田では、瓦礫が集積され徐々に道路整備が進められていました。
しかし街の様子は一変し、8ヶ月経過した今でも「自分がどこにいるのか分からなくなる時がある」という現地の方のお話がありました。
まだまだ復旧には時間が必要です。

sake6 ここは「大船渡駅」があった場所

今回は大船渡市三陸町の「吉浜川」「綾里川」(りょうりがわ)にてサーモンスイムです。
e58699e79c9f-2 右手に流れるのが綾里川
一見穏やかな景色ですが、津波は河口から数キロ逆流し、ここも瓦礫の山と化したそうです。
紙のように千切れたりグニャグニャになったガードレールがその威力を物語っていました。

水深が浅いためタンクは背負わず、スーツの浮力を打ち消すウエイトを付けて撮影開始。
(腰に10kg、足首に2kg。水温約12度)
111手前で沈んでいるのが私デス…

するとバシャバシャと水しぶき。 水中を覗くと……
いました!!
hp_0203

hp_01541

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4年の海洋生活の後、かすかな匂いを頼りに母川を遡上する白鮭。
津波被害で環境や匂いも変わってしまった故郷ですが、
数は減少したというものの、今年も彼らは子孫を残すために戻ってきたのです。
まだ瓦礫の沈む海を抜け、自らの身を削りながらも懸命に…。

自然界における神秘的な命の連鎖は、大津波の猛威にも途切れることなく、
“メビウスの輪” のように続くのだと確信した瞬間でした。

これは、川の瓦礫撤去・清掃など地道な活動を重ねた三陸ボランティアダイバーズさん
はじめ、多くの皆さんの努力なしには見ることの出来なかった光景です。

今回短い時間でしたが、鮭たちの姿と現地で前向きに活動する方々の笑顔に直接触れ、
大きなパワーをいただきました。
3.11から8ヶ月経った今、以前より報道も減り、忘れられている現状もあるでしょう。
しかし今日も雪降る季節を迎えた東北で、海に入り瓦礫を撤去する人たちがいます。
一人でも多くの方が彼らの活動を知り、引き続き息の長い支援が必要であると実感しました。

また岩手に行きたいと思います。
そして、今年震災を経験した鮭たちが戻ってくる4年後も…。

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☆さまざまな支援は継続的に必要とされています。
CHECK!→三陸ボランティアダイバーズ(サポート)